ふるさと納税の名前が良くないそうです。

ふるさと納税:別名検討へ 中川政調会長「ぜひ避けたい」(毎日新聞)

 中川昭一さんは競輪を所轄する経済産業大臣をやってたこともありますから、同じ「ふるさと」の名前がついた競輪開催の売上げが芳しくないのを慮ったのではないでしょうか。


 いやまあ冗談ですけど。仮称「ふるさと納税」制度には国政レベルでも地方レベルでも賛否両論みたいですね。地方でも意見が割れているのが面白い。例えば、よく西原理恵子先生が最貧県と自嘲気味に話す先生のふるさと高知県の橋本知事の意見は反対です(参照)。コスト面で見合わないのも理由のひとつとか。たしかにシステムやらなんやらでコスト掛かりそうですよね。


 地方の側からはこんな動きもあるようです。

地域振興、善意が支え・市町村「寄付条例」計1億円に

 なんだか悲壮感がありますねえ。


 実際、田中角栄的富の再配分システムが崩壊しつつある昨今ですが、コストのかかる新たなシステムを構築するよりも今あるものを使いましょう。というわけで政府広報で競輪・競艇オートレース・公営競馬の宣伝をしましょう。大都市圏の皆様に、自分の出身地、または応援したい地方自治体が施行者になっている公営ばくちへの参加を呼びかけるのです。首相は嫁連れて中央競馬観に行ってる場合じゃないですよ。宮杯に来なさい。高松記念に来なさい。皇太子もですよ。あと天覧競輪・天覧競艇・天覧オートも年に一回はやりましょう。天覧競輪は天皇陛下の身近に車券指南まで出来る人がいるので大変都合がよろしいかと。


 特に「競輪界の夕張市」観音寺競輪には皆様の寛大なる御投票をお待ちしております。