地元の意地と現状の維持


 今日もほとんど仕事にならず、西武園や別府などを残り少なくなった残高でチョロチョロ打っていましたがかすりもせずやさぐれ、午後4時前に手仕舞い。それでは寂しいので丸亀周年優勝戦をネットライブで観ていました。競艇のネットライブを観るのは初めて。レースは地元重成一人イン逃げを見事に決めての楽勝。二着に松井繁を挟んで三着にも地元の宮武という結果でした。地元記念を地元が勝ち、三連単にもう1人の地元も入るなんてうらやましいですね。客が花束を渡したりサイン会会場ともなった楽しそうな表彰セレモニーの映像も見てしまうと、近いだけに、ああ、電投残高が無くなったらそれを凍結して競輪と競艇を現場でボチボチ楽しむのもいいなあと考えたりもしてしまいます。


 しかし二時間後。こういうのがあるからやっぱり競輪はやめられまへんな。 これ、S級維持のために勝負駆けとなっている手嶋靖を同県の山本健也が引っ張るレースなんですけど、両者の地元松戸にも関わらず地乗りから宇賀神が手嶋に競り。それでも手嶋がモチベーションの違いでなんとかすると見て頭勝負しました。


 周回中から宇賀神に外にぴったりと張り付かれた手嶋は一旦下げてイン切りからイン待ちに出る今では珍しくなった必死の作戦。上昇してきた山本を迎え入れて宇賀神を長い競りの後に外に飛ばしてズブズブと差し込んでくれました。位置がないので当然競りに行くマーク屋と、S級と番手という二つの位置を守らなければならない自在屋の見事な戦いでしたね。やっぱり競りが気になったので小銭でしたけど、残高的にもモチベーション的にもなんとかしばらくはまた競輪を遊べそうです。