観音寺競輪の事業収支改善計画が車両競技活性化小委員会の同意を得たようです

観音寺市の事業収支改善計画については、新規投資にかかる費用対効果を検証しつつ、慎重に行うことを条件として車両競技活性化小委員会の同意を得た。)


 以前の新聞記事(参照)では

黒字転換に向けて開催日数削減を目指している競輪事業について、白川市長は10月中に来年度以降の開催日数の結論が出るとの見通しを示した。


 となっていました。観音寺の計画に関する委員会の配布資料(PDFファイル)を見るに最終的には経済産業大臣の同意が必要みたいですね。この委員会の同意に実質的にどれくらいの力があるのか分からないのですが、観音寺市はまずは一安心というところでしょうか。


 あと、委員会の議事内容について少し突っ込んでみます。

経費節減額の何割かを設備投資に充てるのが、普通の企業の感覚であるが、本計画では経費節減を行った資金の全額をバンク改修に充てている。バンク改修は、投資額を改修できるほどの売上増を見込めるものなのか理解できない。


 観音寺競輪場は海のすぐ近くの砂地の上にありまして、地盤が不安定なためにバンクが痛みやすいんですよ。去年のバンク改修だってギリギリまで使ってからの改修だったんですから(参照)。長期的計画を策定する際にバンク改修を織り込んでおくのは当然だと思います。