ふるさとダービーに代わるG2を考えてみる

 ことの発端はコンドル日記なんですけどね。11月2日付けで

地方の活性化をのスローガンにスタートしたふるさとダービー(GⅡ)も来年度で終了の予定、代わってのGⅡが来々年度から又始まるとの事。

 とありましたので、どんなんやるんかなーと思ったんです。


 その前にふるさとダービーのおさらい。これって特別競輪を開催できない主に地方の場の振興がその趣旨でしたよね。ところが記念の場外拡充で記念とふるダビの差異がほとんどなくなり、当初の趣旨が実現できなくなってきたんですよね。それどころか経費のかかるふるダビが経営の足を引っ張る例すらも出てきました。


 というわけで新G2にはふるダビの趣旨に立ち返って地方の場の振興…というより昨今の情勢を鑑みると救済という言葉のほうが適切なのでしょうが、そういった面が求められると思います。そうなりますと、従来の「記念を開催せずにふるダビ開催」方式ではなく、「記念を開催しつつ同年度にもう一発大きなレース」方式になるのではないでしょうか。これは統合された3日制東西王座戦ですでに実現されているものですけど。いうなればかつての施設改善競輪ならぬ経営改善競輪を追加で行うわけです。この方法にも、翌年度の賞金基準が高くなるという問題は残りますが。あと、ふるダビの反省という視点からは、なるべく賞金など経費のかからない開催が望ましいといえましょう。それに経営改善という視点に立てば地方も都市部もあんまり関係ないのかもしれません。というわけで松戸も振興しましょう。


 さて、それを前提に新しいG2を考えてみますよ。総論として、これ以上大レースの日程を圧迫するのはさらなるマンネリ化や選手の疲労などの問題がありますので4日制ではなく2日か3日で終わるのがいいですね。サマーナイトフェスはナイターなのであんまり関係ないかもしれませんけど、それと同様土日ないしは土日祝で開催できれば経営効率もよいです。

 
 昨日の時点で考えていたのは…

 競輪鉄人戦競艇名人戦のパクリですけど、40歳以上の得点上位選手90名くらいでやりますよ。誘導員が普段のレースより大変そうです。

 若手のみのレース←ヤンググランプリとの関係が問題になりますよね。その点、昨日のエントリのコメント欄で旅の犬さんが提唱された若手が上位に挑戦する趣向の開催は盛り上がるかもしれません。


 今日考えたもの。主に来年以降の改革にヒントを得ました。

 ひとつは、そのうち外人選手に短期免許が交付されて競輪に参加するようになるようですから、外人さんをクローズアップした大会です。普段はバラバラに競争に参加しているであろう外人選手をひと開催に集め、華やかにやりましょうということですね。ぜひゴールデンウィークなど、非競輪客が参加しやすい時期にやっていただきたいですね。

 さらにこれは、来年から始まるSS級に着想を得た開催ですけど、決勝戦3着までとか、最終日の成績上位者に次年のSS級を与える大会。S級のレインボーカップと言えましょうか。あるいは賞金王シリーズのパクリ。これだとそれ相応の賞金に抑えながら盛り上がりも期待できそうじゃないですか?

 あと地区戦。