鰐渕はヤマコウから切れ、ヤマコウは客に切れた

 なんだか木枯しが吹いて寒かった今日の日曜日は一宮記念決勝戦のみの投票。狙いは…

ギア上げた伏見はタテ勝負一本。

中部が二段駆け体制ではない以上、大外を伏見が捲り切っちゃう。

伏見-一丸・山幸・山田
中部がうまくいったらこれしかないと考えた山幸-一丸おさえ

 でした。


 しかしてレースは鰐渕が赤板から丹念にインを切ってうまく中部の先行体勢→打鐘で中塚が切り替えて伏見は7番手→中部4番手鰐渕がホームから徐々に切れ、中部3人と後続との車間が空き、伏見は捲り切れず→中部の交わしの交わし


 というわけでおさえ的中でした。千切れマーカーにこんな使い道があるとは知らなんだ。鰐渕はイン切りも含めて素晴らしい働きぶりでしたね。そして、ヤマコウが一丸のケツからズブっとやるのは何度か観て車券も獲らせてもらってましたからね。一丸の純地元とはいえヤマコウは直線入るまでは義理立てしても直線向いたら思いっきり抜きにいくタイプですし。しかし…


 優勝者インタビューではヤマコウさん、いつもと違って憮然とした表情で淡々とした受け答え。いつボケるんかなーと観てましたら、客席のヤジに反応してなにごとか大声で怒鳴り返しました。ボケを期待していたのでそらもうびっくりしましたよ。ヤマコウさんも心苦しい優勝だったのでしょう。なにを言われたのか知りませんが、重苦しい葛藤の最中に外野からなんか言われたら、こういう激発もありましょう。


 しかし、なんという双方向コミュニケーションでしょう。わたしはディスコミュニケーションよりはケンカのほうがマシと考える性質ですので面白いではないかと思ったのですが、役人の建前からはやはりなんらかの処分があるのでしょうか。これも選手とのふれあいには違いないと思うんですけどね、極私的には。