This is 四国の競輪

 いやね、今日の高知の9Rですよ。地乗りでは四国分かれてニコニコの4分戦だったんですけど、最終ホーム手前から川島がどかーんと行くと篠原-小倉も合体して事実上の4車連結。バックから篠原が捲るとそれに村上ラインが続いているのを分かっている小倉はすっと車間切って村上をブロック、反す刀でインをしゃくってきた中村を捌いて地元篠原の勝利に貢献しました。

 選手層の薄い四国のS級ではこのようなプレモダン競輪が行われます。怪しいときは純地元の頭総流しですよ。わたしゃ買いませんでしたけど。え?次のレース?あれは小豆島の競輪って言うんです。小豆島の競輪のコツはですね、ケンですよケン。事実、今日は9Rと10Rの売り上げがあんまり変わらなかったですもんね。もっとも9Rのほうが面子がそろっていたんですけど。あるいは、児玉、児玉と競る相手、その後ろにいそうな落車実績豊富な選手を外したボックス買いも高配当が見込めるだけに。


 さて、明日からも四国の競輪、今度は観音寺今年開幕戦の吉田実杯です。並びが分からんちんなので予想は現時点ではできませんが、初日の見所など。

 まずは選抜10R。徳島両者の湊と高原は練習仲間、いわゆる湊組です。これに内藤が続いて関東両者は近畿の後ろかなって感じですね。湊組は結束固いですから、どちらが前かちょっと分かりませんけど、美しい連携が見られるでしょう。どちらが前でもカマシか早めの捲り。このバンクは捲りは2コーナーまでに仕掛けてないと決まりません。カマシで出切った場合、番手は前を庇うので中抜けが面白そうです。

 続いて11R。観音寺最後の星大西祐の登場です。その大西と関根幸夫は先月末の小松島で二度対戦しています。準決勝は結構踏んでた関根(嫁が高知出身)-佐々木龍(嫁が徳島出身)の嫁四国ラインを大西が一気のカマシで沈め*1、最終日は大西の切れ味鋭い捲りに関根はなすすべなしといったところでした。関根は今回、大西のダッシュに相当警戒していることでしょう。しかも観音寺は高速使えば高知とかなり近いのです。

 メイン12Rは観音寺のイン突き大将、競走得点堂々の113.95香川雄介の登場です…が位置がないですね。石丸の3番手でしょうか。前の三木は4回転ギアで石丸についていけるのでしょうか。藤野あたりが五十嵐の番手で競るなら逃げ逃げも一興ですね。 

*1:まあ大西も直線沈んだんですけど