競艇のオール女子戦を視察してきました。

 昨日、てってー師匠を丸亀にお迎えして丸亀競艇のオール女子戦を観にいきました。開門前に正門で佇んでいると花束とか大きなぬいぐるみを抱えた若い人がちらほらと。

 さて、開門してすぐ、場内のイベント広場で開会式の開始です。イベントステージ前の椅子席はほぼうまって立ち見もでるほど。師匠によるとこれでも少ないほうだそうですが。

 出場選手全員が一言ずつしゃべって、カラーボールを投げ込みます。中には一発ギャグを飛ばしたり歌を歌ったりする選手もいて、そのたびにわたしは「競輪ではありえへん…ありえへん…」と、まるでカリフォルニアのヌーディストビーチに紛れ込んでしまったイスラム原理主義者のような気分です。それだけではなくステージ袖ではファンが直接プレゼントを渡したりサインをもらったりプチ撮影会になったりとふれあい放題。ああ、競輪ではありえへん…。

 師匠のお目当ての永井聖美選手。大人気です。写真で見るよりお美しかったです。ちなみに写真を撮っているのは師匠ではありません。写真撮影も自由だそうで、ますます競輪ではあ以下略。

 舟券のほうですけど、今までの競艇参戦はわけもわからないまま大勝したり大敗したりしてあんまり楽しめなかったのですが、今回は師匠が的確に各レースの論点を提示してくださったおかげで楽しみながら獲ったり獲られたりできました。わたしの人生において、てってー師匠は競輪だけではなく競艇の師匠にもなりました。

 さて夜は一鶴で骨付鳥にかぶりつきながらプチ競輪討論会です。永井選手をおっかけて各地の競艇場に出没している師匠は、最近売上げ回復基調の競艇にあって、競輪にないものをちゃんと把握してらっしゃいます。分煙の徹底したきれいな場内、アグレッシブな経営姿勢など。競輪、特に四国の競輪場の場合…この日の丸亀競艇場もそうでしたけど、形の上では分煙していても実務上そういう場内運営がなされていない結果、分煙の意味がないことが多いです。または経費節減のために掃除がちゃんとなされていない場内や、使わなくなった施設が有効に転用されないままそのまま残されていたり、と。うーむおっしゃる通りです。わたしももっといろんな現場に足を運ばなければなあと考えさせられました。

 また、こういう話も出ました。競艇の場合、ネットでも客やまたは施行者側の人間が趣味で(!)、プログラムを組むなどして充実したデータを提供していたりしますが、競輪の場合そういう例は少ないのが現状です。わたしもそういうスキルがあったらなあと砂を噛むばかりでぜんぜん勉強していないんですけどね。てへ。競輪の場合、客の求めるものの第一がコメントなのでちょっと事情が違うんでしょうけど、データを重視する予想方法もあるよということになれば若い競艇客をちょっとは引っ張ってこれそうです。

 その他、いろいろ教えていただくことの多い充実した時間がすごせました。師匠、毎度のことですが、ありがとうございました。あ、お土産もそーこーぬーけーにうれしかったです。