殿下と小橋に奇跡は起きず

 寛仁親王牌勝戦は平原が早め早めに押さえにいくも、楽勝で北日本勢に突っ張られ、そのまま北の先制。渡部の中段捲りに併せて山崎が出ての一番人気でした。平原は何年か前の決勝での海老根の総切り替えられを彷彿とさせるへたれっぷり。3.85で何がしたかったのでしょうか、いったい。

 小橋は北にアウト競り込むチャンスはあったと思うのですが精彩を欠きました。寛仁親王殿下がおいでになってないことをひょっとして小橋は知っていたのでしょうか。らしくない、中途半端な競走でしたね。

 というわけで表彰式には殿下に代わって次女の瑶子女王殿下が御出座しでしたけど、殿下のように選手に声をおかけになることはありませんでしたね。そりゃまあ、競輪場には不似合いな若い娘さんなんですから仕方ないでしょうが、これを期に競輪に興味をお持ちになっていただけないものでしょうか。なんにせよ、来年は青森ですが、殿下の元気なお姿を全国の競輪客に見せていただきたいものです。

追記

報知の記事(参照)によりますと、瑤子女王殿下は山崎に対して「おめでとう。良かったね」とお声をかけられたそうです。