競輪は政治によく似ている

参院自民党の鈴木政二国対委員長はこの夏、函館の地方競馬を皮切りに、競輪や競艇など公営ギャンブル場を行脚した。趣旨は「経営に苦しむ地方の公営ギャンブルの視察」だが、鈴木氏は「大いに参考になった。特に競輪は政治によく似ている」など“意味深長”な発言を繰り返している。

秋の臨時国会以降も厳しい国会運営が続くことが予想されるが、国会対策を取り仕切る鈴木氏は、公営ギャンブルの視察、特に出場選手間の派閥や駆け引きが着順に影響を及ぼす競輪から、何かを得た様子だという。
【永田町発】臨時国会“大バクチ”ある!?

(太字は引用者)

 その発想は無かった!

 今まで哲学やハードボイルド文学や経済学に競輪をなぞらえたことはありましたけど、政治ですか。確かに派閥も駆け引きも競輪的。政治にも競輪にも合従連衡はよくあることですしね。地殻変動大改革の必要性を唱え続ける勢力もいてます。地殻変動大改革ってなんなんでしょうね。ハワイと日本を陸続きにするのでしょうか。地殻変動大改革なら日本語として分かるのですけれども。それはさておき、苦境に立つ参院自民党が、例えば10年ほど前の北日本と南関のごとくどこかと合体したり、カマシ的戦法を採ることもあるのでしょうか。

 ところでwikipedeiaの鈴木政二さんの頁を見てみると、愛知県選出なんですね。愛知にはいっぱい競輪場があります。競輪に興味を持ったのならば、ぜひ競輪振興にも力を尽くして欲しいと思います。サテライト名古屋(仮)の設置に反対する勢力を抑えるなど。日韓議員連盟に所属しているならコネはありそうです。ありすぎて無理かもしれませんけど。参議院自由民主党競馬推進議員連盟幹事長という肩書きもお持ちのようですが*1、ないのなら自ら競輪振興議員連盟も設立して欲しいと思います。

*1:要するにばくち好きなんでしょうね