お正月くらいは落車を見たくないよね

 観音寺行ってきましたよ。仕事とか用事が長引いて着いたのは10R発売中。初現場車券を軽く外して11Rは自信ないながらも中部近畿中心の車券。他の2ラインが叩き合うという絵を描きました。

 このレース、イン切り合戦になったんですけど、打鐘で7番手になった松山勝久が折り重なる2つのラインの中を割ってカマすようなちょっと危ない競走。案の定、地元コダシンの後輪をはらっちゃって後続を巻き込んでの3車落車ですよ。そんで松山は阿竹の番手にはまるというなんともなテロリストぶりです。最終4角、なかなか番手から出て行かない同県の先輩松山に頭突きかましてこじ開けた渡辺航平の根性も見ものでしたが。そんなわけで今年の初儲けは中近ズブズブでした。

 しかしレース後の松山に対する野次はすごかったですよ。観音寺でこんだけ野次が飛ぶかっていうくらいの。西宮とか甲子園を思い出しました。いや、それくらいすごかったんですって。地元コダシンを転かしたということもあるんでしょうけど、近道カマシを試みての結果というのがまた客の逆鱗に触れたのでしょうね。あと、お正月気分なのにやっぱり落車は見たくないですよね。できることなら年中見たくないですけど。

 決勝戦はわたしが逃げろ逃げろとしきりに走行指導したにも関わらず牛山がクレバーな中段取りから捲り追い込みで丑年を祝いました。

 観音寺F1はあんまり表彰式をしないんですけど、今日はウィニングランとタオル投げをやってました。ちょっとだけ観音寺のやる気を感じないでもなかったです。