競輪、競艇選手ら長崎セインツ激励 プロの厳しさ伝授

訪れたのは、競輪の緒方伸二、中野功史、競艇の飯山晃三、仁科さやかの4選手。セインツの地頭薗哲郎オーナーの要請で、今回の交流が実現した。緒方は「プロ生活は練習ばかりで苦しい思いの方が多いが、その分、試合で勝った喜びは大きい。君たちにも、常に限界に挑戦する姿勢があるのなら、精いっぱい応援したい」と話した。

 長崎セインツと言っても耳慣れない方がほとんどだと思いますが、野球の独立リーグ四国・九州アイランドリーグに属するチームです。去年から福岡のチームとともに四国アイランドリーグに加盟して、今の形になりました。

 こういう地域プロスポーツ公営競技の選手が接点を持ち、ゆくゆくは共栄のために協力するというのはいい試みだと思います。競輪や競艇も地域プロスポーツとして認知してもらうのです。プロ野球チームがあるような都会と違って、田舎だと地域プロスポーツの話題はよくローカルニュースなどで紹介されるんですよ。野球、サッカー、バスケ、女子バレーと揃っている香川だと、話題が紹介されない日はないくらいです。そこに競輪も混ぜてもらいたい。様々なスポーツの合同イベントを開いてしれっと参加しておくとか、経営の苦しい地域チームに競輪場の道場施設を開放するとか、ファン参加イベントを競輪場で行うとか、いろいろ方法はあるはずです。地域の草の根からもファンを開拓しましょうよ。なんだかニュース記事と内容がずれてきましたけど。