向日町競輪場、1年めど存廃判断 府、検討委19日に発足

収益が低迷している向日町競輪場(向日市)について、京都府は事業の廃止も含めた今後の在り方を議論する検討委員会を19日に発足させる。外部の専門家7人が4月から議論を始め、1年をめどに事業を継続させるかどうかを判断する。

 昨秋、一部競輪客に大きな衝撃を与えたこの記事(参照)の続報です。今後一年間で存廃を判断するということですね。結論を出すのが一年後ということは、最悪のケースでもまだ二年間は向日町は存続するということでいいんでしょうか。記事には具体的な検討方法が列挙されています。「経済産業省の意見も参考に」とありますね。豊橋の存廃が取りざたされたときのように、経産省をはじめとする関連団体のできるかぎりの援助をお願いしたいものです。

府は2009年度当初予算案では事業収益から一般会計への繰り出し金10億円を見込むが、公営競輪本来の目的である事業収益を当初予算案に計上できたのは10年ぶり。

 昨秋以降、向日町競輪では朝市やムッチーポイントクラブなどなんとかして売上げを増やそうとする努力が見られます。特別競輪などがないにも関わらず多額の繰り出し金を計上したのもそういった現場の廃止阻止の決意のあらわれなのではないでしょうか。わたしも、向日町を観音寺同様積極的に打って行こうと思います。