96期個人的注目の新人

 KEIRIN.JPに恒例の新人紹介がアップされました。多士済々で上位のレベルも高そうな期ですが、個人的に注目している新人を2人挙げてみます。

 まずは我が地元の福島武士選手。国立香川大学卒業です。香川大学と言えば地元では東大・京大に次ぐ知名度を誇る大学ですよ。*1そして競技歴でも国体4km速度競走2位の実績があります。中距離出身者は伸び悩むこともありますけど、故内田慶選手のような例もあります。ぜひ出世して大西祐選手とインテリラインを組んでいただきたい。そういえば国立大出身の選手って、他に誰がいましたっけ?京大の松井秀幸選手と、他にもいたような気がするのですが。国立大を蹴飛ばして競輪学校入ったのは毎度おなじみ池尻浩一選手ですね。

 そしてもう一人注目しているのが滋賀の選手馬渕智史選手です。新人選手通信簿(参照)の記述にはこうあります。

ミュージシャンから競輪界の魅力に惹かれた男。抜群の身体能力を持ち、訓練でも常にA教場、エリート候補班にも在籍しており、目標の為に目先の事に妥協しない姿勢は「先行一本」に体現される。GIでの逃げ切り勝ちを約束できる男だ。

 もう2年半も前になりますが、HIPHOPのグループのメンバーが脱退して競輪選手を目指しているという話題を紹介したことがありました(参照)。それが彼です。通信簿を見ると学校での評価も高いようです。しかもその経歴から、他の選手にはないdisり耐性を備えていることでしょう。ちょっとやそっとの野次や先輩選手の脅しにしょげたりビビッたりしません。大器の可能性を感じますYO!でも、香川の某S級選手のように客のdisにdisり返したらその競輪場に出入り禁止になっちゃいますので、その辺だけは気をつけて、競輪の頂点を目指して欲しいと思います。


THE BEST

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*1:田舎ではありがちな話ですけど。