馬渕選手地元でVを

元ミュージシャンという異色の経歴をもつ大津市出身の競輪A級選手、馬渕智史選手(28)が13〜15日、大津びわこ競輪場大津市二本松)で開かれる地元での初レースに挑む。7月に富山県でプロデビューし、2か月で既に2度の優勝を果たした実力派。「グレードの高いレースで勝ちたい」。今回、満を持して地元優勝を目指す。

 大津市内の高校を中退して音楽の世界に飛び込み、ヒップホップグループ「ドーベルマンインク」のメンバーとして2004年にプロデビュー。しかし、ヒット曲が出ず、行き詰まりを感じていた。そんな時、友人に競輪の存在を教えられた。

 なんども紹介している(これとか)96期馬渕選手の記事が読売地方版に載っていますYO。

 デビュー戦を見たところではドカーンと早駆けしてズコーンと豪快に垂れてる感じだったのですが、最近はなんと4.17の大ギアを履いて、ドカーンと駆けています。正直、踏み切れている印象はないのですが、このクラスではドカーンと行ってしまえば結構粘れています。とってもワイルドスタイル。しかしB先生がこんな新人の大ギアを見たらどう思うことか…。ま、どうでもいいのですが。あと、世界レベルのトラック競技ではみんな大ギアな件。

 苦労人かつ学校ではエリート候補班にも選ばれていた逸材です。大ギアのワイルドスタイルだけでなく繊細な競走スキルもしっかり磨いて頂点を目指して欲しいと思います。