民間委託を検討 前橋競輪 前橋市長 経費削減の努力限界

高木市長は「競輪事業や公営ギャンブルは全国的に苦労し、構造的に厳しい時代を迎えている」と指摘。「市としてできることは残されていない。徹底的な経費削減に努め、これ以上にないところまできている」と現状を説明した。

 その上で、競輪事業の民間委託について「委託ですべて解決するわけではないが、内部的に検討している」と明かした。競輪事業の民間委託は全国で進んでおり、人件費や経費の節減、企業の発想を生かした集客力アップなどの効果が一部で出ている。

 前橋は3年前にも民間委託を検討しています(参照)。そのときにはまだ今と比べてですが、経営にも余裕があったからか、見送りになったのでしょうか。今回は初の赤字ということで切羽詰ってますから(参照)、本格的に検討するのでしょう。それにしても、廃止の二文字が出ないだけでもホッとする昨今です。