四日市市競輪事業で報告書「中長期的には撤退議論も」

しかし、来年度以降は売り上げ減などから赤字が予想され、還付金の期限が切れる12年度は計2444万円の赤字を見込んでいる。

 丸山委員長は「経営努力としては限界にきている。中長期的には撤退も考えてほしい」とし、田中市長は「還付金が切れた後は危機的な状況になるということなので、あらゆる努力をしていきたい」と述べた。

 西日本有数の優良競輪場である四日市ですらこんな話が出るとは、競輪の2012年問題は深刻ですね。2012年までに売り上げを増加に転じさせるか、さもなくは還付金特例の延長をしないと、競輪場が減るとかそんなレベルじゃなく、競輪自体が無くなってしまいそうな情勢です。

 交付金に関しては自転車競技法1条の基本理念に立ち返り、自転車の振興を中心に再編成するとともに、地方財政の健全化を図るため、恒久的な削減に踏み込むべきではないかと思います。

 当ブログは重勝式場間キャリーオーバーの早期実現と上記の交付金削減を、B先生に倣ってクドクドとしつこく主張して参りたいと思います。