前橋競輪繰入金、見送りへ 公営ギャンブル不況で厳しく5年ぶり4回目

前橋市は十五日、前橋競輪の事業から毎年度に一般会計へ拠出する繰入金について、二〇〇九年度の当初予算案で見込んでいた一億円を、三月の補正予算案で最終的に全額計上を見送る方針を固めた。開業以来約六十年の歴史で、繰入金ゼロは五年ぶり四回目。〇八年度の決算が初めて赤字化するなど、深刻な不況を背景に「公営ギャンブル」の厳しい現状を考慮し、苦渋の判断に踏み切る。

 廃止論こそ出ていないものの前橋も苦しいです。08年のように競輪特別会計を赤字にしてまで一般会計に繰り入れる必要はないでしょう。死期を早めるだけです。現状の交付金の還付制度では想定出来なかったほどの不況です。特例期間満了前に、機動的にさらなる減免を図るべきではないでしょうか。