大津びわこ競輪:「宮杯×なら即廃止を」−−市議会委

赤字が続く大津びわこ競輪(大津市)で、市議会の競輪調査特別委は17日、6月の高松宮記念杯(宮杯)の売り上げが損益分岐点を切った場合、速やかに事業廃止を決断するよう市に求める委員長報告をまとめた。19日の定例会最終日に報告する。目片信市長はこれまで「今年の宮杯が存廃の判断基準」と説明しているが、議会として廃止を求めるのは初めて。

 議会が早々と市長の存廃方針に、さらに踏み込んだ形でお墨付きを与えてしまいました。びわこは宮杯が本当の勝負駆けになります。

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