広島市が競輪事業を事業仕分け対象としています。

市の担当部局が5分間で事業概要を説明、委員が30分にわたり質疑する。最後の5分間で、委員は(1)引き続き実施(2)廃止(3)民間企業などへ移管(4)その他―を選び、評価シートに寸評とともに記入する。評価結果はその場では公表しない。

 2回目以降の分科会では敬老金等支給、現代美術館管理運営、競輪事業、基町住宅再整備などを対象にする。

 分科会での評価結果は10月の全体会合で公表し、全委員で存廃などの結論を出す。検討委員会は答申書をまとめ、11月にも秋葉忠利市長に提出する。
11日から広島市事業仕分け

 広島市の競輪事業は、たしか赤字には至っていないと思いますが、98年〜09年の12年間で一般会計への繰り出しができたのが、08年度の2000万円という、存在意義を問われる状況です(参照)。売上げが目に見えて日に日に下がっている今、場合によっては廃止とも判断されかねず、ちょっと注意が必要です。

 傍聴もできるようですのでお近くの方は是非。競輪事業が第何回の会で議論されるのか今のところよく分かりませんが、スケジュールはこちらにあります(参照)。