大津びわこ競輪:跡地使用料で綱引き 市と県、地代1億円 /滋賀

今年度限りで廃止される大津びわこ競輪の跡地使用料を巡り、大津市が頭を悩ませている。競輪場の土地は県有地で、地代は年間約1億1000万円。県に返すにも巨額の施設解体費が必要で、めどは立っていない。当分の間、無償貸与を求められた県は難色を示しており、市は「問題が長引けば、不要な土地に巨額の税金を払い続けることになる」と理解を求めている。

 4年前の記事では県有地の賃借料は約2億円とありましたが(参照)、これ以上は県も折れることはできないといったところでしょうか。

 このまま跡地利用や土地利用関係に進展のないまま競輪人気がV字回復して、市か、かつて施行者だった県が競輪を復活させるという話になれば理想的なんですが、そううまくはいきませんか。跡地利用についてはサッカー場を願う声が依然として大きいようです。