びわこ競輪跡地「取得も選択肢」 大津市長が答弁

公営競技事務所によると、競輪場の跡地約6万4千平方メートルは、今年度約1億1400万円で県から賃貸している。算定の根拠となる固定資産評価額は約29億3千万円で、担当者は「売買の際は、これより高くなるのではないか」と話した。一方、県財政課は市側から買収も含めた選択肢を示されていることを認め、「売却の場合の価格は鑑定評価をした上で、審議会で検討することになる」としている。

 びわこ競輪場の立つ県有地を原状回復して引き渡すとするとその費用は23億円と見込まれています(参照)。跡地利用が決まらないなかで、ダラダラと賃借料を払い続けることを考えれば取得してしまうのも手ですよね。民有地だった駐車場跡地には地元大手スーパーの平和堂が入るということで(参照)、競輪場敷地の宅地としての土地の価値が上がればそれから更地にして転売することもできましょう。競輪客としてはしばらく競輪場施設を残してもらって、臥薪嘗胆を期待したいところですが。