パラ五輪、出場目指す 京の競輪選手、視覚障害者と

2012年のロンドンパラリンピック自転車競技タンデム(二人乗り)種目への出場を目指し、京都市西京区の競輪選手伊藤保文さん(38)と、東京都立文京盲学校教諭大城竜之さん(39)が、向日市京都向日町競輪場などを拠点に練習に励んでいる。昨年、中国であったアジアパラ競技大会1キロタイムトライアルでは金メダルを獲得。「欧米の選手を相手にベストの走りができるよう2人の息を合わせていきたい」とさらなる高みを見据える。

 かくのごとく向日町競輪場はパラリンピックでのメダルを目指す選手の貴重な練習場所となっています。タンデム自転車は公道を走ることができませんから、バンクを走るしかありません。このような自転車にとってのアジールとしての競輪場の役割も廃止論者にはちゃんと認識して欲しいと思います。