勤務中の競輪サイト接続、伊豆市職員14人処分
勤務時間内などに業務用パソコンで競輪のインターネット投票サイトに接続したとして、静岡県伊豆市は1日、市職員5人を減給1か月(10%)、上司の部課長9人を訓告処分にした。
Click here to find out more!大城伸彦市長らの減俸処分も検討している。
市は今年1月、全職員にパソコンのセキュリティー研修を実施。不正アクセス防止のため、記録を残していることを職員に示す目的で、1月のインターネット接続状況を調べた。
この結果、個人配備の計7台のパソコンから1081回、延べ12時間51分にわたって競輪サイトに接続されていたことが判明。追跡調査で、中伊豆支所に勤務する若手の男性職員5人だったことがわかった。5人は接続を認めており、実際に投票した職員もいたという。
ゲームサイトや転職情報サイトへの接続も確認されており、市は定期的にサーバーの記録をチェックして再発を防止していく。
この記事の続報です。ひとつの支所に若い競輪客が5人もいたことに一番驚きました。
まあ、携帯での投票よりインターネット投票のほうが操作がはるかに簡単ですからねえ。今後は携帯での投票で我慢するか、ブラウザフォンに買い換えるか、日自振に携帯投票の簡便化を要求するなどして下さい。
競輪場警備入札妨害で市職員逮捕
広島競輪場(広島市南区)を運営する、市の競輪事務局が発注した警備の業務委託をめぐり、入札に参加する業者名などの情報を漏らしたとして、広島県警捜査二課と広島中央署は二十八日、市教委保健体育課主幹A(50)、安佐南区役所保険年金課主査(48)Bの両容疑者と、広島県府中町鶴江二丁目、警備業「ニットー」役員C(32)の三人を偽計入札妨害の疑いで逮捕し、競輪事務局などを同容疑で家宅捜索した。
調べでは、A,B両容疑者は二〇〇三年度に同事務局で競輪に関する調査や施設の維持管理などを担当。C容疑者と共謀し、〇四年三月中旬、競輪場の場内警備業務の一般競争入札をめぐり、入札の数日前、C容疑者に入札に参加する業者名や、入札予定価格に近い金額を教えた疑い。三容疑者ともおおむね認めているという。
県警によると、入札には十三業者が参加し、予定入札価格は約三千二百五十三万円。ニットーが落札した価格は三千二百五十万円だった。
県警はニットーが少なくとも〇二―〇四年の間、場内警備を予定価格に近い金額で落札し続けていたことなどから、競輪事務局がかかわった談合も行われていた可能性が高いとみて三容疑者を追及する方針。
その続報↓
広島競輪場入札妨害、追求本格化
競輪事務局の説明では、ニットーは少なくとも二〇〇〇年以降は場内警備を受託し続けており、競輪事務局が組織的にニットーに業務を委託するよう工作していた疑いが強まった。
スケールは小さいですが、話題の官製談合が競輪場でも行われていたというお話です。広島競輪も経営状況がいいわけでもないでしょうに、なにをやってるんでしょうか。博打場の警備業務だけにややこしい裏事情があるのかもしれませんが。