ふるさとダービー福井三日目

荒井が赤版から小嶋を内に詰めておいて、ホーム発進。前に居た友定は突っ張らず。そもそもその気がないのか、同期で話ができていたのか。8番手から小嶋がバック捲るも3番手まで。無風の加倉が差して1着。

赤板から入れ替わり激しかったが、武井が打鐘で先頭に立ってそのまま先行。ホームで小川をキメて4番手をキープした市田は1角捲る城戸崎に併せて発進するも、武井の番手から出た望月とモガキ合いになり、最後力尽きる。今開催の市田の戦法は、中段キープからの併せ捲り一本。城戸崎の巻き返しが早く、余裕のない仕掛けになったことも敗因か。地元では常に勝ちにこだわる市田が足元を掬われた形に。

村上ホームカマシ楽勝。以上。
市田とは対照的に、村上は今場所どんな位置になっても最終ホームから仕掛けて三日間とも一周モガキ。前橋、小田原で新鋭に捲られたにも関わらず、少しも競走が小さくなっていないのが村上の「先行日本一」たる所以か。


http://www.keirin.go.jp/land/pages/news_index/news_index_20040830_03.html
勝戦、競りの無いほうのラインの筋車券で勝負と考えていたが、前田には中村、加倉には望月が競り込む模様。前田は競り合いに弱く、加倉は失格点でがんじがらめ。明日の風しだいだが、逃げ二者の両立を基本に、脚を溜められそうな小倉、阿部を絡める手か。村上、小倉、阿部はふるさとダービーとの相性もよい。