ふるさとダービー福井最終日

周回中から、前田と中村、加倉と望月が競り。赤板で村上が上昇、打鐘で先頭に立つと阿部がここに切り替えて中段。打鐘4角、荒井がカマすそぶりを見せ、村上に追い出しをかけるが、後ろを冷静に見ていた村上は焦らずホーム線から先行。外競りの前田は1角で飛ぶ。最終バック荒井が1人で捲り、2センターから4番手阿部も踏み出すが、村上の逃げ切り。前田に競り勝った中村が食い下がって2着。
結局村上が毎日1周ずつ駆けて優勝。他の選手はまるで4日間村上の練習に付き合わされた形に。前田はそもそも競りが弱いとはいえ大舞台でそれを披露してしまった。松本整引退後、村上の番手を回る機会も増えるだろうが、苦労する場面が増えそう。


高松場外にて参戦の予定だったが、高潮による冠水で電算機がやられたらしく発売中止になってしまった(もっとも私も倒れた果樹や庭木、割れた瓦の片付けでそれどころではなかったのだけれど)。9/3からの観音寺吉田実杯場外も中止。青森記念と重なり、場外は高松頼みだった観音寺の売上げは悲惨だろう。メンバーはよいのに。
香川県が、いかに外ヅラばかり小奇麗にして、南海地震への対策をほったらかしにしていたかが図らずも今回の台風で表れた。