西武園オールスター競輪四日目

打鐘で先頭に立った小嶋を3角矢口が一気にカマすと、番手小橋は千切れて4番手飯尾と併走。2角小嶋が番手捲り。小橋は単独3番手で追走するが、4番手に切り替えた望月に先に踏まれ、さらには榊枝にも交わされる。
矢口があんなに早くスパートするとは思ってなかっただろうけれども、小橋は大チョンボ。青森記念の落車の影響があったのかも。小嶋はタナボタ。

永井が後ろ攻めから叩き先行。荒井は打鐘4角カマシの体勢だったが、加倉に入れてもらい4番手に納まる。しかし2コーナー斎藤がインから中段まで上昇し、バック一気の捲りで永井を捕らえる。
永井は決勝進出を目指していたのなら、後ろに気を使わずカマシ・捲りの競走をすべきだったのでは?斎藤は相変わらず意地汚いレースだが、脚は問題無し。

栗田のホーム先行。2角7番手から捲った伏見に併せて、車間を切っていた兵頭が3番手捲り。山田はインに詰まって仕掛けどころなし。伏見に追走される形になったが兵頭押し切り。
五輪帰りの伏見は、出足は問題ないところを見せたが、先行してのスタミナはどうだろう?山田の敗因は自ら単騎となって仕掛けるタイミングを狭めてしまったこと。案の定伏見に先に行かれてしまった。

前受け吉岡の後ろで、赤板から86期生同士が牽制合戦。結果、吉岡がホームから逃がされる。2角出口からの稲垣の3番手捲りに吉岡はなすすべ無し。番手横田は前田拓を捌いて2着。
稲垣は展開絶好だったが、後ろの岡部らを恐れずに早めにスパートしたことも勝因か。前田拓はやはり横が弱い。



明日は所用のついでに3ヶ月ぶりに高松場外へ。
準決勝
9R、市田の位置は狙われるだろうが、意外と横も強いので期待。実はまだ特別競輪の優出がない澤田にも夢を見させてやってほしい。伏見に先行の自信はまだ無いと見る。
10R、5点差あっても出口が望月の前なのか。石毛が売れてオッヅが割れるようならば素直に関東か中部のスジで。
11R、ここも村上の番手が狙われそう。強かった頃の児玉を彷彿とさせる兵頭だけれども、3度もうまくいくかどうか。