西武園オールスター競輪最終日

打鐘前1角から前受けの神山がスプリント状態に持ち込むと、北日本最後尾の榊枝がイン切り。しかし伏見の反応が鈍く打鐘3角稲垣が先頭に立つ。横田が伏見の上昇を牽制する隙をついて神山が3番手を奪取。ホーム手前から稲垣発進。2コーナー伏見捲るも神山の牽制にあっさり止まる。3コーナー市田の番手捲りを神山が追込んで久々の特別V。
稲垣はイン切りに混乱することなく自分の仕事ができたが、市田は優勝を焦ったか、脚が三角に回ったか、稲垣を交わすのに汲々していたのではゴールまでもたないのは自明。優勝戦に強いタイプという認識があったし、特別の優出も何度かあるからバックでは市田の優勝を確信したのだけれども。神山が3番手にいるのは分かっていたのだろうか?
伏見はホームでの横田の落車のあおりを受けているので度外視できると思う。ただ、結局4走ともに捲りだったので、高松では伏見が先行する構成のレースがあれば、伏見が残らない目を狙ってみたい。
神山にとっては最高の展開。北日本と近畿が叩き合っても、今の神山が捲れたとは思わないし、もし捲れたとしても後閑に交わされていたと思う。神山は一応グランプリ出場の資格を得たが、コンドルによると、千葉記念(id:zevon:20040822#p2)の失格が悪質との裁定が出ればグランプリもアウトとのこと。


インド帰りの妹がいきなり高熱と下痢に見舞われ、すわ赤痢か・・・の大騒ぎで競輪どころでなくなる。結果、車券買えなくてよかったということになったけど。