花月園記念三日目

近畿、西日本、南関、関東の順で打鐘を通過、3角矢口が後方からスパートすると3番手の佐々木も踏み込んでホームからモガキ合い。バック手前で矢口番手から後閑が出るが、なかなか出切れずこれも佐々木とモガキ合い。直線ようやく抜け出した後閑が1着。佐々木が2着に粘る。
佐々木は5走連続でバックを取っているけれども、どんどん好調時の粘りに戻っている印象。冬場に活躍するタイプでもあり、これから恐い。後閑も半周近くの外並走を耐えての勝利であり価値がある。
佐々木も後閑も明日の決勝を勝てば、グランプリへの希望が出てくる。なんとか逃げ切りを図りたい現在ランキング9位の小川圭二も出走。


さてその決勝戦は佐々木則-小川/村上-佐々木龍/大内-金古/牧-加倉/後閑(切れ目から自力)の五分戦。佐々木則、村上の(このレースでの)自力二強が先行争いの可能性大という波乱含みの一戦だが、村上は不調時は捲りでの優勝が多いという印象もある。牧、大内に先行はないだろう。村上、佐々木則ともに、牽制しあってお見合いというタイプではない。後閑は自力で戦うときは仕掛けが早いというか慌てて出るような傾向がある。
叩き合った場合は後閑が一番先に捲って大内か牧がそれを利す。→大内-後閑、牧-後閑、北日本・九州スジ。
村上が捲りなら頭でスジ違い。→村上-後閑、村上-小川