阪急電鉄が20市町提訴、西宮競輪廃止で27億円賠償請求

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041115AT5C1502015112004.html
西宮・甲子園が廃止されたのは2002年の3月。選手会や近畿の競技会、甲子園競輪の施設所有者だった甲子園土地企業*1は即刻提訴したが、西宮スタジアムの持ち主である阪急電鉄だけは調停を続けていた。甲子園土地企業は競輪事業組合の賃貸料が収益の70%を占める会社だったので競輪廃止とともに解散。西宮スタジアムはつい先日まで施設が残っていたから話し合いを続けていたんだろうけれども、ひょっとしたら専用場外として復活の案もあっ・・・たわけないか。
福岡で数年前にあった競輪組合の廃止に関する訴訟では、元法学部生にも法的根拠がさっぱり分からない莫大な賠償金を選手会が請求していたが、提訴から4年で和解が成立。和解金は選手会側の弁護士の着手金分あったかどうかくらいだった。甲子園関連の訴訟は神戸地裁尼崎支部で係争中だったはずだけど、どうなったんだろう?選手会や競技会は他の場の廃止を牽制する意味で、大きな勝新・・・もとい勝訴*2を得るなり、裁判を泥沼化させるなりしたいところ。客としては、無気力選手のリストラ費用や審判の教育の徹底に金を使ってもらいたいけど。

*1:阪神電鉄の子会社だが、(株)東京ドームも出資している野球ファンには呉越同舟チックな会社だった。東京ドームは他にも競輪施設関連の企業に多く資本参加している

*2:昔、大川興業が本公演でやってた小ネタ