岸和田記念三日目

萩原が後ろ攻めから打鐘で先頭に立つと、前受け有賀が粘り、さらに十文字も追い上げホームではごっちゃごちゃ。2コーナー、4番手の前拓が車を外に出すと3番手にいた有賀もぴょーんと発進。有賀が捲り切り、便乗した前拓-中沢央が突き抜ける。
前拓は無理に番手に行かないで冷静に脚を溜めていたのがよかった。中沢もバックで青木に絡まれそうになったけど、よく追走して直線もいい伸び。有賀は後ろの青木が大阪勢にドカされていたのが誤算か。
中沢の頭流し中心だったので押さえながら、なんとか的中。


明日の決勝は、荒井-加倉/峠-村本/市田-前田-金田に、市田の先行条件で古原-中沢央
一応近畿結束。それだけ荒井が恐いということか。初の記念決勝で無欲の先行が予想される峠やホームカマシ強烈な荒井を相手に先手を取り切るには市田の早や駆け必要。あるいは今夜しっかり相談した上でイン切りもあるかも。
打鐘3角あたりでまだ市田が先頭に立ってない場合は古原-中沢は前にガチャガチャと切り込んでいくだろうから、その場合は市田カマシか1角あたりでの捲り。荒井は後掛りでぐんぐん加速するので早めに行かないと捲れない。
どちらにしても前田-金田でなんとかなりそうな気がするけど、安いかなあ。市田が男気みせて前田の番手捲りが必要なくらいの早駆けを見せた場合の金田-前田、荒井が捲り追込みでそれをも捻じ伏せた場合は、荒井-前田よりも荒井-金田に妙味。