西暦2004年分の反省

          
8月からリハビリを兼ねてこのブログを始め、10月、久々に電投口座に銭を入れて3ヶ月。グランプリと阿佐田杯決勝の浮きが効いて、口座残高はなんとか当初の10%増しになった。競輪は反省と思考の博打であります。テレビ解説者のレース分析を「後付けの講釈」と言って批判する人がいますが、分析を文章にして残しておくことが記憶の定着につながり車券の肥やしになると思い、やっております。
今年後半面白かったのは金子貴志(愛知75)。典型的なカマシ/捲りのスプリンターだったが、あえて抑え先行を多用。ズブズブに沈んで好配当を多く出した。阿佐田杯の動きを見るにカマシ/捲りの封印を解いた印象もあるから、初戦の和歌山記念に注目。
事業としての競輪はいよいよジリ貧で、このグランプリも70億売れなかったようですが、競輪は継続して遊べば遊ぶほど味が出てくる楽しい博打であります。競輪場の空気感はサブカルチャー的にも面白い。与えられた少ない情報の中から選手の戦法を予想することは、人間観察眼の訓練にもなります。私はこの稀有な博打をなるべく長く打っていたいので、お金のある人は、グランプリだけと言わず、車券をどんどん買ってください。競輪はきっと人生の潤滑油になりますよ・・・廃油だけど。