車券収益はぜんぜん社会に役立っていません

年末年始、まとまった的中があったので少し散財。


BOYCOTT RHYTHM MACHINE
近年ようやく正当な評価がされるようになった東京のアングラシーンのジャズ寄りコンピレーション。日本のフリージャズが1970年前後の黄金時代から30年を経て、ぜんぜん違う層に対してとはいえ再び注目を浴びるようになったように、競輪人気もよみがえらないものか・・・無理か。渋さ知らズはいつもどおりだけど、新しく入ったピアノの人がガッツンガッツンとやってて楽しい。今まで居なかったタイプのメンバーだけど、昔たまにやってた山下洋輔がゲストに入った編成はこんな感じだったのかな。あと、ヴィンセント・アトミクスが思いの外よかった。セカンドは聴いていないので今度買おう・・・競輪で勝ったら。



至上の愛(デラックス・エディション)
至上の愛(デラックス・エディション)
いわゆるモダンジャズの名盤をいっぱい買ってたのは、なんちゃらbitリマスタリングが始まる直前の12〜3年前。そんなわけであまり音のよくないCDを長年聴いてきた。米コロンビアのナイスプライス盤なんて今から考えると本当にひどい音質だと思う。マイルスやスライやディランなど、各ジャンルのマスターピースがいっぱいあるのに。
初の買い直しはコルトレーン。伊藤保文様、ありがとうございます。ライヴ音源とアウトテイクのおまけ付きだけど、オリジナルの『至上の愛』ばかり聴いている。エルヴィンのドラムが特にクリアになり、緊張感に耳が引き込まれる。



音の力 (〈ストリート〉復興編)
音の力 (〈ストリート〉復興編)
このシリーズは今まで図書館で借りて興味のあるところだけ読むといった感じで接してきたけど、本屋で立ち読み中にグランプリの的中を確認したもんだから、ついつい買ってしまった。小野俊之様、またお願いいたします。目当てはハードスタッフ小西さんとFMN石橋さんとシカラムータの大熊さんの、地方でのアングラカルチャーに関する対談。結局一番大事なのは継続と根性なのね・・・。
本書の内容には直接関係ないけれども、日本におけるストリートカルチャーを語るには、やくざのショバ代や暴対法への言及が必要不可欠なのではないか。採り上げてるのをあんまり見たことないけど。



ヴィンセント・アトミクスの2ndを買うべく、立川記念決勝に参戦。
http://www.keirin.go.jp/land/pages/news_index/news_index_20050111_04.html
主導権は武田の押さえ先行か矢口のカマシ。当初単騎だった矢口に鈴木誠が付くことになった経緯からして、矢口のカマシ意欲は高い。今日の武田は、準決勝を意識した早めの押さえ先行で、番手が競って共倒れという不利な展開にも関わらず強い2着。吉岡もよかったが、あれを2回続けて出来ないのがまた吉岡。
(1)矢口のカマシがある以上、武田は広島記念決勝のような流し先行はできない。主導権を奪えば誰も捲れないが、高木に差される。
(2)矢口のカマシが決まった場合、3番手にいるのはダッシュに優れ、中段にこだわる市田。但し、矢口もダッシュ鋭いゆえ、離れて第二先行になっている可能性もある。
以上より、
高木-武田 高木-白戸----(1)
鈴木-矢口 鈴木=市田 市田=山口----(2)