地元の記念

奈良記念決勝日から、「奈良記念」「大井啓世」「安福洋一」などで検索してくる方が多いようです。今まで記念程度ではこんなことなかったんだけど、今回の奈良記念決勝がドラマ的にも実際のレース的にも素晴らしかったということでしょう。しかし同時に、競輪選手についての情報が、予想新聞の柱以外に如何に少ないかということも物語っているように思う。


ところで、ここで地元勢が記念を勝ったことがない競輪場を調べてたら、奈良では昭和43年に中村幸二郎選手が記念優勝していた。奈良は今まで地元の記念優勝がなかったと思ってたんだけど、勘違いだったのか・・・。でも、来年は奈良記念はないだけに*1、安福と大井の両ベテランにとって今年が勝負だったことには違いない。


佐世保だけは地元長崎勢の優勝がない。同じ九州の中野浩一やら鬼脚やら佐々木兄弟やら吉岡が、数年前までたらい回しにしている。久々に出てきた長崎の有望株井上昌己は記念の地元初制覇に燃えているのだろうか。ナショナルチームの一員として世界で戦う若者にはそんな意識はないような気もするけど。

*1:西王座戦を開催