玉野の思い出

玉野には数年前に一度だけ行ったことがある。アクセスは、岡山から電車で40分、高松からは船で1時間。しかし高松からのほうが安い。のんびりとしたいい競輪場。取ったり取られたりで迎えた10R順位決定戦。地元の大将三宅伸が太田真一の番手でイン粘りを敢行。取り切ったものの太田を差せず2着に終わる。レース後、スタンドから穴場へ戻る道すがら、前を歩いていた推定80歳のじいさんがつぶやいた。
「2番のうんこたれ・・・」
2番は地元三宅伸。田舎の競輪場のじいさんは地元選手を自分の息子のようにかわいがっているという幻想を一気に突き崩す強烈なつぶやきでした。せめて名前で呼んでやってください。

明日からその玉野で西王座戦。吉岡、山田、そしてうんこたれを欠くメンバーながら、それを感じさせないレベルの高さ。でも、売上げは武田豊樹のいる東王座のほうが多いんだろうなあ。