バンクが酔っぱらってる(日本酒で)

久々にブックオフで本とCDを物色。
花粉症持ちにとってこの季節の古本屋は鬼門だ。スギ花粉に加えて本のホコリで目鼻がやられてしまう。特にブックオフなんかでは、「本をきれいにするために頑張ってます!」と言わんばかりにカウンターのすぐ後ろで本を削って微粒子を拡散させていたりするもんだから始末に終えない・・・と思ったら今年は大丈夫だった。薬が効いているのか、はたまた治ったか。
空気がきれいかつ花粉飛散量の少ない地域に住んでいた者がホコリっぽい都会に出るとだいたい2〜3年で花粉症を発症するケースが多いそうで、そうやって花粉症になった人は田舎に帰ると2〜3年でまた治ることもある、と病院の先生がおっしゃっていた。花粉症に悩む競輪選手は、空気がきれいで花粉の少ない香川に移住してみてはどうでしょう?ただし弱いのはいらん。あと、最終ホーム前に切り替えたりインばっかり狙うやつもこれ以上いらん。


アーリー・イヤーズ(1)

アーリー・イヤーズ(1)

アーリー・イヤーズ(2)

アーリー・イヤーズ(2)


わたしが理想とする競輪場の空気感を音楽に例えると、トム・ウェイツ三上寛を足してなんにも割らずに時々フリージャズをまぶした感じということになる。全くもってナンノコッチャイ(c)江戸アケミですが、要するに、ガチャガチャしてて、ハードで、汚くて、怪しくて、しかも日本っぽい湿っぽさというかぬめりが濃厚に感じられる空気感が好きなのです。徐々に失われつつありますが。
というわけで、ここでいうトム・ウェイツは今日買った2枚の初期音源のようにまだ青さや感傷が前に出ている時代のものではなく(それも好きだけど)、「Rain Dogs」以降のトム・ウェイツ
トム・ウェイツの武器といえばあの素晴らしいダミ声と豊富なボキャブラリー。今考えると、かつての西宮競輪バックスタンドや甲子園競輪ホームスタンドには日本のトム・ウェイツと呼べそうな親父が何人もいらっしゃいました。