昨日の続きではないけれど

虚栄心をくすぐるのは商売のコツであります。実際、競輪を始めた頃のわたしは、競輪客という身分を取得したことで虚栄心を膨らませました。しかもその身分を持つ者はごく限られています*1。今思えば若気の至りでございますが、競輪の魅力を知ったことで、よく言われる「ギャンブルの終着駅」にたどり着いたという実体の無い達成感みたいなものがあったことは確かです。言い換えれば、阿佐田哲也先生にお墨付きをもらったような気がしたのでした。今、競輪に興味を持った人にそういうお墨付きを与えられるだけの影響力を持つ人物がいれば、競輪の面白さに気が付く人が少しは増えるのではないかとも思わないことはないです。


余談ですが、「ギャンブルの終着駅」でググるとほとんど競輪のことですが、「博打の終着駅」だと手本引きしか出てきません。

*1:そして年々限られ度合いは増しています