ぴょん

昨日車券なんか買えないと言ったばかりの京王閣11Rだけ。
ノーカウント開催だけに1番車金子貴志率いる中部近畿が枠なりに前で受けてそのまま突っ張る見立ての、中部近畿の差し目ズブズブ交わしの交わしを少しだけ購入。
レースは東京勢やら栃茨やらが積極的にスタート取って金子が後ろから。打鐘で押さえ先行体勢に入った中部近畿の4番手はイン高橋大作、アウト山口貴弘で併走となり、ホームから山口がカマシ発進。しかし金子は突っ張り切る。バックからは高橋が良い勢いで捲ってきたが、有賀高士が2センターで高橋をがんばるぴょんブロック、返す刀でインの渡辺トムを押し込んで直線差し切り。高橋後位から深井が外を伸びて2着。


金子VS山口のダッシュ戦は見ごたえあったけど、金子の貫録勝ち。金子ラインをわざわざ後ろ攻めにさせたのは、関東勢の、地元東京勢を勝たせるための作戦?しかしそれも有賀のブロックのおかげで失敗に終わる。
競走得点はノーカウントだし賞金も安いけど事故点はしっかり付く協賛競輪。有賀は重注1走注2をもらっておりました。手前勝手なマーク屋ならば素通りさせるなり前に踏んでいるところだろうけれども、苦労人有賀はそれをよしとしないのですね。前に踏んでりゃ有賀=トムだったのに・・・。


あのくだらないS級大幅水増しの級班改変から3年。有賀は改変のおかげでS級に定着した選手だけど、いまや中部でもトップクラスのマーク屋。ぴょんぴょんとおどけるのは生真面目さの裏返しでありましょう。