川崎記念最終日


10R順位決定戦Aは、後ろ攻めの平原が五十嵐を制して先行体勢。打鐘で五十嵐が叩きに行かないもんだから、引きかけていた友定は再度インを4番手まで上昇、番手慣れない石丸とは生き別れてしまう。最終ホーム過ぎに石丸が追い上げて再会を果たすと、友定は即発進。平原を捲り切り、石丸が差して1着。どこからともなく小川がやってきてありがたい配当。



決勝戦は、後ろ攻めの小林がうまく海老根を牽制しながら打鐘からペースを上げて捨て駒のお手本のような先行。しかし、いつもならさーっと引いている荒井が5番手インで粘ったもんだから外併走の海老根はホームから一気に発進。ダッシュよく小林を飲み込み、その後ろはアウト丸山イン後閑で併走。そうこうしているうちに荒井が2角発進で全部捲って小野が差した。


こういうレースでの荒井はたいてい淡白な捲り勝負で不発になるんだけど、だいぶ学習したのかな。小野はそういう普段の荒井を知ってるから打鐘であらかじめ引いていたんだろうけど。


結局川崎記念トータルでは今日の10Rだけの的中で、浮いたぶんは全部神山に突っ込んだのでトントン。



明日からは京王閣哀・地球博協賛競輪。いつまで協賛させられるのでしょう。
万博の客の出足は鈍いですが、京王閣には矢口啓一郎・金子貴志・石毛克幸・山口貴弘など、出足鋭いタイプが勢ぞろい。点数ノーカウント開催ということもあり、激しいダッシュ合戦が見られそうです。・・・いろんなところで番手が千切れてそうで、車券なんて買えません。ここで連中のダッシュの優劣を勉強しておいて、今後の商いに活かしましょう。