リュウ様、テオ様


 記念の初日は打たないことが多いけど、9Rだけちょろっと。


 佐藤慎太郎山崎芳仁の兄弟弟子ラインが人気。加藤慎平は骨折明け。三宅達也が久々にギアを3.71まで上げていたので、山崎ラインに加藤が競りこんだ隙にカマシなり早めの捲りなりの見立てで、スジと、小倉頭から佐藤、稲村、志智へ。


 結果は、後ろ攻めの山崎が慎太郎が競られるのを気にして上昇せず、カマシのタイミングも逸して三宅の成り行き先行。4番手から捲った加藤を小倉がきっちり仕留めて直線抜け出し。三宅が粘って2着。


 本線的中で、電投口座がイーブンまで持ち直した。予想した展開は違ったけど、こういう構成で先行選手が未熟ならばよくあるパターン。小倉の強烈ブロックも含めて良くも悪くも人間味溢れた競輪らしいレースでした。


 このレースを獲ったら、岸和田国際競輪メインを打とうと思っていた。テオ・ボスが圧倒的人気だったけど、我が国特有の400バンクで村上弟と石丸寛之の出脚型二車が迎え撃つならば、売国奴の静岡勢を除いた日本勢が結束してうまく立ち回りればなんとかできないかと考えて、岡山勢を中心に。豊田が石丸を差しただけでスジ万コロ。


 果たして最終ホームではその通りの展開となったが、2角7番手捲りのテオ様に5番手の金古も3番手の石丸も併せることが出来ず、テオ様の圧勝。そりゃ脚が全然違うのは違うんだけど、併せるべき相手が発進してから車間切って体勢を整えても遅いよ、石丸くん・・・。普段位置取ってのレースをしてないから仕方ないのかもしれないけれども。まあ、うまく併せてもその上を行かれていたことでしょう。


 明日の岸和田11Rはテオ様にマエタク様を付けたベビーフェイスラインに中川司と倉岡慎太郎の両オヤジが挑む、むごい構成。岸和田も思い切った番組を組んだものです。「万国の本命党よ、5.5岸和田に結集せよ!」といった思惑が透けて見えますが、わたしは本命党ではないので結集しません。