四国がチームS制す/自転車の全日本プロ選手権

 自転車の全日本プロ選手権トラック種目は23日、松戸競輪場で行われ、チームスプリントは愛媛勢で固めた四国(渡部哲男、浜田浩司、岡本大嗣)が初優勝した。アテネ五輪銀メダルの伏見俊昭のいる北日本は2位、同じく銀メダリストの長塚智広が軸の関東は3位に終わり、7連覇はならなかった。

 ケイリン神山雄一郎(栃木)が6大会ぶりに優勝し、スプリントは期待の若手、成田和也(福島)が初制覇した。千メートルタイムトライアルは村上博幸(京都)が1分5秒450で初優勝し、スピードスケートで五輪出場経験を持つ武田豊樹(茨城)が2位。四千メートル個人追い抜きは内田慶(栃木)が4分50秒202で3連覇した。


 祝!四国チーム、チームスプリント制覇!ということで四国新聞にリンク。・・・実は四国チームは愛媛チームで、四国新聞は香川のローカル紙なんだけど。というか記事自体も共同通信の配信記事。しかし、数ある競技の中でチームスプリントが全プロ全体の結果記事の見出しになるのですね。オリンピック効果でしょうか。もっともオリンピックでのチームスプリントでのメダルは、肝心の競輪の売上げにはほとんど効果がなかったようですが。


 渡部哲男も浜田浩司も、最近力を付けています。寛仁親王牌は特選スタートということで、ひとつ暴れてもらいたいものです。もうひとりの岡本大嗣は残念ながら来期A級で、来月のレインボーカップの出場も無し。こういう場合、特選枠には誰が繰り上がるんでしょう?