ふるさとダービー弥彦決勝戦


並び等


武田豊樹神山雄一郎−深井高志/稲垣裕之小野俊之−室井竜二−豊田知之/石毛克幸−竹内智彦
の変則三分戦です。


 石毛はよほど緩んでない限りは捲り一発ですから、武田と稲垣のどちらが押さえて駆けるのかがこのレースの最大の論点でしょう。武田は二日目にカマシで小野のブロックを食らってますから、カマシより押さえ先行で行きたいはず。稲垣に後手を踏ませれば、豊田(ひょっとすれば室井も)の切り替えも誘えます。対する稲垣はどちらでもいいような。逃げると見せかけて4番手ゲットが稲垣の理想か。


 武田が押さえて駆ければ、他ラインのカマシ/捲りはよっぽどじゃない限り神山が止める。後ろはラインの深井ですから番手の仕事に専念できます。しかし、前が止められても小野や室井は俊敏に中を割ってきます。


 ・・・ところで明日の新潟県の天気予報は、今日に引き続いて雨。神山のブロックは強烈というより無駄な動きが多いので波乱の予感。稲垣が逃げて小野がブロックする展開でも同様。そういえば前回の弥彦ふるダビ決勝も神山が大量落車を引き起こしています。


 神山が「神」だけに、武田の番手で在りし日の神軍平等兵奥崎謙三先生を彷彿とさせる大暴れ。武田が後続のもつれ、ごちゃつき、事件事故等等を尻目に逃げ切り優勝。二着は薄目に。


武田-室井、豊田、竹内、深井