ニュー・ジェネレーション


 今日は観音寺F1の7Rのみ打ちました。点数が欲しい松田慶一(奈良)を背負って、池上孝之の積極策から差し目ズブズブが狙い。期末でもなければ池上の積極策なんて狙いはできません。結果は、これまた点数が欲しい曽我部匡史の後ろが大掛愛崇と白井孝典で併走になったところを池上がホーム仕掛けで捲り切り、差し目で決まる。3番手の水谷良和も早めに踏んでいたしズブズブならもっとよかったけど、とりあえず電投口座も一息つきました。


 観音寺は明日も一般戦に相当臭いレースがありますが、8Rなどは地乗りさえも信用できそうにないほど臭く匂うのでヤメ(同期絡み)。今期の車券はこれにて終了。3月まではよく勝ったけど、4月以降でほとんど吐き出してしまいました。ダラダラ打ちすぎです。


 一般的には7月1日からと思われがちですが、実は明日初日の開催も後期分になります。後期のスタートといえば新人のデビュー。明日初日の一宮にもさっそく2人斡旋されていますね。


 新人デビューは以前は4月と8月の年に2回楽しめたのに、今は1回だけです。これは非常に寂しい。競輪界の低迷が続けば続くほど、ものすごい新人の出現を期待(というかもはや哀願のレベルですが)してしまうので、ワクワクドキドキはもう最高潮です。競輪の売り上げが良いときに出るすごい新人は単なるスーパースターですが、今すごい新人が出て奇跡的に売り上げが上がったりすると、スーパースターの上に救世主の称号まで得ることができて大変お得です。新人諸君はひとつ気合を入れて練習にレースに取り組んでもらいたいと思います。


 競馬客の皆さんはこの時期になるとPOG(ペーパー・オーナー・ゲーム)を楽しんでおられますが、わたくし、何年か前に競輪版のPOGを考えました。まあ、新馬を選ぶ代わりに新人競輪選手を選ぶだけの話なのですが。略称は競馬と同じPOGです。ただし、ペーパー・オヤジ・ゲームの略です。父親となって息子たる競輪選手に家にお金を入れてもらう設定なのです。周りに競輪客なんか下手打ったヤクザの指の数ほども居なかったので、ゲームにはなりませんでしたけど。


 さて、以前紹介しました香川県期待の新人池田憲昭くん。高松競輪のオフィシャルサイトでも大きく紹介されるほどに期待を集めているのですが、先日届いたウィニングラン誌の新人データを見ると・・・学校で一度も先行していません。高松競輪の特集によると、

目標とする選手
 小野 俊之(大分)77回生


デビュー戦にあたっての戦法
先行にはこだわらず勝てる競走をしたい。


趣味
 ドライブ


・・・ペーパー・オヤジ・ゲームで一番指名したくないタイプの新人です。小野も児玉広志もデビューして数年はちゃんと先行していたことを誰か教えてあげてくださいね。香川雄介なんて徹底先行でした。1年後、100人しか観ていない観音寺ヒラのA級一般戦で眞鍋伸也の番手で共倒れているなんてことになりませんように。わたしの後ろ向きな予想を裏切る活躍を期待しています。