経産次官、競輪事業の売り上げ配分など見直し示唆

経済産業省の杉山秀二次官は21日の記者会見で、同省が所管する競輪事業について「制度全体や売り上げの配分をどう考えるかという議論があると思う」と述べ、見直しを進める考えを示した。競輪については、事業の収益を財源とする日本自転車振興会補助金経産省の官房企画室が「裏金」としてプールしていた問題が表面化している。

競輪事業を手がける地方自治体で構成する全国競輪施行者協議会(東京・中央)が同日、経済産業相に抗議文を提出。自転車振興会に「上納」している交付金が官房企画室に一部プールされ、前官房企画室長(48)が私的な株取引に利用していたことに「強い憤りを覚えており、抗議する」と批判した。自転車振興会による補助金の使い方を厳しく調査し、交付金を減額することも求めた。


 よい流れです。個人的には、交付金の用途を自転車関連の事業のみに限定すべきだと思います。自転車=エコロジカルというイメージを競輪に還流することができれば理想的。