さいたま市も撤退検討 市営競輪 県、自治体の判断を尊重

 

さいたま市は十三日、赤字に陥っている大宮競輪場の市営競輪について、撤退を含めて検討する考えを明らかにした。同日の市議会で岩木浩助役が「近い将来、撤退も含めて見極める必要がある」と答弁した。県内の公営競輪では、秩父市熊谷市が撤退の方針を明らかにしている。相次ぐ撤退に競輪事業の共同開催などをしている県は、対応に迫られている。

 さいたま市は、年内にもまとまる市検討委員会の報告を待って最終判断するという。市では、事業特別会計で歳入不足分を次年度予算から補てんする繰り上げ充用の措置を二〇〇一年度以降四年連続で行っている。〇四年度までの累積赤字は一億六千二百万円に達した。事業不振による減収が響き、ピーク時(一九九〇年)の百五十六億円に対して、〇四年度は二十八億円まで落ち込んだ。

 市では施設を所有する県に使用料減免を要望するほか、企画レースの招致や場外販売の拡大で当面の収益改善を図るとしている。

 
 また埼玉県の競輪場で借り上げ施行者の撤退が持ち上がっています。過去の撤退のニュースはこちら。↓
http://d.hatena.ne.jp/zevon/20050901/1125572845
http://d.hatena.ne.jp/zevon/20050331/1112266023


しかも追い討ちを掛けるように、埼玉の競輪場は上客を1人失っています。↓


侵入盗81件繰り返す 警戒中の羽生署員、男逮捕
 

県警捜査三課と羽生署の合同捜査班は十三日までに、窃盗などの疑いで、住所不定、無職矢作幸夫容疑者(35)=同罪などで起訴=を逮捕した。

 同容疑者は昨年八月から逮捕されるまでに、羽生市加須市北埼玉郡大利根町など県東部を中心に八十一件の犯行を繰り返し、現金約二百十一万円と物品(約十二万円相当)を盗んでいた。

 矢作容疑者は「サウナを転々として生活していた。盗んだ金は生活費や競輪などに使った」などと供述しているという。