経産相に改善要望へ 競輪“上納金”問題で知事

 上田清司知事は近く、競輪事業を所管する中川昭一経済産業大臣と面会し、競輪の売上金の一部を同省の特殊法人に“上納”する仕組みの改善を要望する。

 競輪事業の収支悪化を理由に撤退する自治体が相次いでいることから、自治体の負担軽減を求める。

 早ければ、県議会一般質問が終わる今週後半にも要望する。

 上田知事は四月、全国競輪施行者協議会の会長に就任。三日の県議会では鈴木弘氏(自民、さいたま市北区)の一般質問に答えて、「儲(もう)かろうと儲かるまいと、交付金を納めなければならない仕組みに問題がある」と、制度改善に努力していくことを強調した。


 上田知事は先月にも記者会見で上納金制度改革について語っていました(参照)。博打関連特殊法人改革のニュースが話題を集めている時期ですし、このタイミングを逃さずにしっかりと要望してもらいたいものです。