競輪遺産


 京王閣記念決勝戦の回顧は、昨日のエントリとてってい師匠のブログの両コメント欄でちらっと行っております。


 『高知遺産』という、当初高知県内で自費出版によって流通していた本が話題になっています。どんな本かと言いますと、こんな本です。↓
http://www.graffiti-museum.com/news/isannews.jpg


 懐かしい、昔ながらの競輪場の風景も、消滅したり改装されたりしてどんどん無くなっています。悲しいことです。ディープなレトロさでは、競輪場は他の追随を許しません。そして、もれなくイイ顔したじいさんも付いてきます。被写体としてものすごく魅力的だと思うんですけど、誰かやりません?


 競輪場のレトロイメージを集客に活かせないかといつも思っています。もちろん、イメージを損なわない程度に快適性を高める必要はあると思います。でも、巨額の銭を投じて施設をキレイにして、それでお客が入らなかったら寿命を縮めるだけじゃないですか。


 かつて大阪の中崎町がオシャレレトロな街として賑わっていくのを間近に見たり、近所の宮武うどん山内うどんなかむらうどんに県外ナンバーの車が押し寄せるのを眺めていると*1、今の競輪場にも可能性はあるんじゃないかとついつい考えてしまうのです。

*1:もちろんうどんもおいしいのですが、客は皆シチュエーションも楽しんでいます