矢板の競輪場外車券売り場建設:市長、計画反対を表明 申請取り下げ要請へ /栃木

矢板市の片岡地区で、競輪の場外車券売り場の建設計画が持ち上がっている問題で、遠藤忠市長が21日、記者会見を開き、計画反対を表明した。市議会には、計画に対して反対7件、賛成2件の陳情が提出されていたが、16日の本会議で反対の陳情が採択されている。

 遠藤市長は「市民の不安や市のイメージダウンという意見を尊重したい」と述べ、土地開発に関する事前協議の申請者に、申請取り下げを働きかけることを明言した。また「市の活性化のためには、積極的な企業誘致など、もっと堅実な道を選びたい」と述べた。

 遠藤市長はこれまで中立の姿勢を示していたが、11月26日に同市内で開かれた「とちぎ元気フォーラム」で福田富一知事が計画に反対する立場を表明したことや、市議会の反対陳情採択で、態度が注目されていた。 


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