今週読んだ本
ご臨終メディア ―質問しないマスコミと一人で考えない日本人 (集英社新書)
- 作者: 森達也,森巣博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/10/14
- メディア: 新書
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S級1班
- 作者: 小谷野敦,斎藤貴男,栗原裕一郎
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2005/09
- メディア: 新書
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禁煙ファシズムという言葉についてははてなキーワードの説明がよくまとまっておりますので参照いただくとして、運動が過熱する経緯を知る上で、これは禁煙の話に限ったことではないですが、上の森・森巣の本の「第五章 善意の行方」は参考になると思います。
森巣 悪意には、ある程度までの、底と言うべきか天井があるのかもしれない。ところが、善意というものはどこまでも突き進んでしまう。
(p209)
禁煙運動にも、根本には「健康」という善意に満ちた大義があるはずなんですよね。
ところで我々が日々通う競輪場は稀にみる禁煙・分煙化の進んでいない公共施設ですが、これはやはり客に喫煙者が多いからなんでしょうね。ここでは資本の論理が勝っています。わたしの地元高松・観音寺でも高松はホームスタンド客席部分、観音寺はホーム側発売所の一部以外は煙草が吸えます*2。競馬場は今どうなっているのか知りませんが、明日の中山競馬場で煙草を吸うお客は周りにとって迷惑極まりないでしょうねえ。その点平日ヒラ開催の競輪場では、スタンドで煙草吸っても半径10m内に誰もいないという状況が稀ではありませんので安心です。
S級2班
そんなわけでみなさん、ナムー!アミダブツ!!