繰り返される惨劇


 というわけで(昨日のエントリ参照)和歌山記念初日10Rに残り3枚を突っ込みましたが、山崎が結構踏んでいたところを永井が強引にホームでカマしたため中部3車は1角ではすでに三車バラバラに生き別れ。とほほ。


しかし山崎は強かったですね。山崎にしてみれば警戒すべきは永井のカマシだけですから、打鐘前からどんどこ踏んで行って永井の強引カマシを封じた上で、普通直線でズブズブズブとやられるところを2着に粘ってしまいました。プロスポレポートに練習不足と書いてあったので、あんなに早くから踏むとは思わなんだ。


 最近ネット環境が貧弱化したこともあって、買ったレースくらいしかダイジェストをチェックしてなかったのですが、地元高松記念に向けて感覚を取り戻すために今日は選抜以降を全部観ました。


 離婚したり馬にうつつを抜かしたりといろいろ御多忙の日々をお過ごしになっていた選抜回りの山田裕仁さんがあざやかなホーム捲りを放ったり、腰を痛めたはずの三ツ石くんが前段のもつれがあったとはいえ力強く捲ったのを楽しく観賞しましたが、8Rでは昨日の伊東の8車落車に続いて7車落車の大惨事がありました。


 伊東の事故は観ていないので分かりませんが、今日のはこんな展開。乾の先行で4番手小松、7番手武市。最終2角で武市、バックで小松が捲って前段が外に膨らんだところを9番手宮本佳樹が香川県お家芸イン捲りで2番手まで進出し、4角で乾番手の西岡を弾いて転ばせたたところ自身も転んで逃げる乾、捲りを併されて後方で死んでいた武市以外をジェノサイド。昨日今日と競輪界では、ダルフールファルージャかといった大虐殺が続いています。