なんがでっきょんな

 
 ↑なにげに新カテゴリ[香川]を作りました。高松競輪や観音寺競輪以外の、一般的な香川の話題を取り上げたいと思います。


 「なんがでっきょんな」というのは香川のおっちゃんおばちゃんがよく使う挨拶で、直訳すると「何が出来ているのですか」ですが、要するに大阪弁の「儲かりまっか」みたいなもんです。大阪でそれをほんとに言う人はあまり居ませんが、香川のおっちゃんおばちゃんの日常会話では頻繁に出てきます。以前、県立図書館で調べものしていたときに、隣のシマ・・・じゃなくて棚を挟んだ向こう側でおっちゃんが大声で「なんがでっきょんな!」と話し始めてひっくりかえったこともありました。見たら分かるでしょ。


 元西日本放送の植松おさみアナが昔のズームイン朝でこのフレーズをよく使っていたので、県外にも御存知の方がいらっしゃるかもしれません。余談ですが10年くらい前かな、当時大阪に住んでいたのですが、たまたま観た全国ネットのテレビ番組で、植松アナがものすごい方言丸出しの優しい口調で香川のおばあちゃんにインタビューしてまして、わたしはテレビの前で望郷の余り涙を流していたのですが、植松アナがスタジオを呼び出すとスタジオのタレントも何人か泣いていたということがありました。それくらい植松アナの方言トークは人の心を強く打つのです。競輪客ですけど。*1


 前説が長くなりましたが、今日香川になんがでけたかと言いますと、SNSがでけたそうです。↓


香川県に特化したSNS、学生ベンチャーが開設
ドコイコ


 企業内SNSというのはたまに聞きますが、地域、しかもド田舎に特化したSNSというのは非常に珍しいのではないでしょうか。香川県はド田舎とはいえ狭いですからネットインフラはそこそこ全県を網羅しているほうだと思うのですが、流行るかなあ。ちなみに200万人の会員数を誇る国内最大手SNSmixi」の香川コミュが1500人、讃岐うどんコミュが1400人くらい。対象を四国に広げてもよかったような気もしますが、そうなると四国のお約束で、「どの県が一番都会か」や「高松VS松山」といった不毛なドングリの背比べコミュが作られる予感。四国民はこういうのが大好きなのです。まあ、某巨大掲示板とは違いますから悲惨なことにはならないでしょうが。


 香川県在住のネット競輪客といたしましてはこのドコイコSNSにも入って「香川の競輪コミュ」でも作りたいところなのですが、mixiですら入ってもなんにもせずにほったらかしの今日この頃なのでやめときます。


 
 

*1:競艇客だったかも。うろ覚え。